2009年6月14日日曜日

砂にしみた夢

一日中歩きまわった鳥が、太陽の温もりを吸いこんだ砂の上で眠っています。

適度に暖まった砂のベッドが、鳥の疲れも吸い取ってくれます。
砂の中にはいろんな生き物たちの一日が吸い込まれていて、鳥はみんなにあった出来事の夢を見ています。

夏が近づくこの季節は、夜道を歩いていると生暖かい風が海の匂いを運んで来て、遠い島に行ったときのことを思い出します。