これは2007年に制作した木版画です。
この鳥は体がとても大きくて、飛ぶ事もできないし、すごくゆっくり歩くことしかできません。
障害物の穴をゆっくりゆっくりよけながら歩いています。
たまにつまづいちゃうかもしれないです。
でも一歩一歩真剣な顔で歩いています。
私の作品は、最初女性の体をモチーフにしていたり、ただの鳥を描いていたりしました。
制作しているうちに、だんだんそれが一体化して鳥人間になり、鳥なんだか恐竜なんだかわからないものになりました。
でも私の中ではあくまで「鳥」なんです。
最近は去年誕生した息子の洸(ひかる)くんがいるので、なんとなく洸くんを意識して作品を作ってます。
それは完成したら、また。。